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YOパック:ストラクチャーデッキ(YOSD):WARRIOR S BURST(YOSD) BEFORE THE LEGEND OF ENDYMION(YOSD) NEXT MACHINA S REVENGE(YOSD) 遊戯王オンライン デュエルパス 遊戯王OCG、戦士族・デュアルをテーマとしたデッキ 4O枚収録。モチーフはウォリアーズ・ストライク(SD)。 イベントカードは変更されている。 発売日:2011年01月15日(土) ストラクチャーデッキで入手したデッキのカードはトレード不可。 2回目以降の入力では、シングルカードのランダムとなる。 ※現在絶版中。ドコモユーザーなら購入できる。 解説・プレイング ※チェック待ち。50音待ち。 合計40枚+00枚 上級03枚 無敗将軍 フリード ジャッジ・マン ソードハンター 下級15枚 アックス・レイダー 異次元の女戦士 異次元の戦士 E・HERO アナザー・ネオス 悪シノビ 切り込み隊長 サンライズ・ガードナー 戦士ダイ・グレファー 戦士ラーズ ダーク・ヴァルキリア ならず者傭兵部隊 ネクロ・ガードナー 不死武士 未来サムライ 闇魔界の戦士 ダークソード 魔法14枚 思い出のブランコ サモンチェーン スペシャル・デュアル・サモン 戦士の生還 戦線復活の代償 増援 二重召喚 黙する死者 ビッグバン・シュート フォース・リリース 闇の量産工場 融合武器ムラサメブレード リボーンリボン 連合軍 罠08枚 落とし穴 鎖付きブーメラン ジャスティブレイク 正統なる血統 血の代償 二重の落とし穴 凡人の施し 蘇りし魂 エクストラ00枚 2回目以降ランダムで手に入るカード エヴォルテクター シュバリエ オレイカルコス・シュノロス デュアル・ソルジャー フェデライザー フェニックス・ギア・フリード スーペルヴィス
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YUKI burst error ⅩⅠ 長門と古泉のつばぜり合いは続き、朝比奈さんは長門がこっちに攻撃を仕掛けてきたときのみ迎撃するという陣形を崩さないままでいる。 そんな朝比奈さんの後ろで佐々木は滔々と説明してくれた。 そう、長門の親玉でさえ抹消させることができるハルヒの能力をかすめ取った長門が世界改変を断行した中でただ一人、その難を素で逃れることができた存在がいたのである。 それは言うまでもなく情報統合思念体という存在よりも別の位置に存在する天蓋領域を親玉に持つ周防九曜だ。 長門が天蓋領域を消し去ることができなかった理由は長門の親玉が天蓋領域とのアクセスができないからである。情報統合思念体が天蓋領域とアクセスできないということは長門もまた天蓋領域とアクセスできないことになる。情報統合思念体は長門を通じてハルヒを観察しているから常に繋がっているわけでだからこそ消し去ることができるのである。ということは逆に何の接点もなければ情報操作できないということでもある。よって天蓋領域を消し去ることができなかった。たまたま未来にいた藤原は世界改変に巻き込まれずに済んだとのこと。まあ、あいつは普段、こっちにいることがあまり好きではないみたいだからな。暇があり指令さえなければ未来にいることの方が多いのだろう。 とと話を戻すが、九曜の設定が光陽園学院に通っていることになっていることが幸いした。世界の異変には感づいたらしいのだが、それが確信に変わったのは学園内にハルヒと古泉が居たからで、そこでようやく行動を開始できたらしい。まあ考えてみれば長門の親玉と九曜の親玉がアクセスできない以上、九曜からも長門とアクセスする方法がないんだ。漠然が確信に変わらない限り、行動を起こせなかったんだろうぜ。ただ、ハルヒと古泉が記憶を取り戻すことを知っていた九曜は、まず今日の昼、俺と分かれた佐々木を捕まえて、有無言わせず記憶を取り戻させたとのこと。 返す刀で同じく橘京子の記憶も戻し、そしてここからが今の俺もハルヒも知らない、俺が長門の波動砲に飲み込まれてからハルヒの時間遡行までとその後のサイドストーリーだ。 九曜と記憶を取り戻した佐々木は即座に北高に向かった。橘京子は北高校門前に待機、の予定だったのだが、むろん橘京子側の機関も消滅していたものだから急いでレンタカー屋に走ったとのこと。 どうも俺たちは気付けなかったのだが、俺たち四人が文芸部室に着いたのとほぼ同じ頃に文芸部室手前まで来ていたとのことだ。 そして俺の危機を察知した周防九曜が不可視遮音シールドと防御シールドを展開して俺の前に立ち、長門のレーザー砲から俺を守ってくれたらしい。 もっともその余波で俺たちは裏庭まで吹き飛ばされてしまったとか。 裏庭への墜落はもちろん九曜が守ってくれて俺と九曜は、階段手前の中庭に降りてきた佐々木と合流して多少の説明を受けてから再び今度は三人で文芸部室を目指す。 どんな説明かは後の展開だ。 ちなみに九曜が不可視遮音シールドを展開していた理由はハルヒが俺が消え去ったところを見ていないとハルヒと朝比奈さんが時間遡航するという歴史が生まれないからだという説明には今回は朧けながら納得と理解ができないこともなく、当然、長門も俺を抹消したと思い込んだ。 んで、俺たちが文芸部室の前に着いたのとハルヒと朝比奈さんが時間遡航して消滅したのがまったく同時だったとか。 そして俺たちは古泉が炎の塊に飲み込まれた瞬間を目撃したらしいのだが、当然、今の俺には記憶がない。佐々木が説明してくれたところによると俺たちが動いていいのはハルヒと朝比奈さんが時間遡行を敢行した後でなければならなかったそうだ。 という訳で古泉が焼失する前に九曜が再び助け出し、そのまま裏庭から古泉の肉体情報を再構築しながら逃走。 俺たちも長門に見つかる前に退散し、中庭を経由して校門前で九曜となんとか一命を取り留めたというか完全復活した古泉と合流したのだが、既に長門と九曜がバトルを始めていた。 九曜は俺、佐々木、古泉を守る位置で長門の攻撃をしのぎ、ようやく到着した橘京子の車に乗り込んで逃げの一手を打ったらしい。 相手が長門だから表現として正しいかどうかはいささか疑問ではあるのだが、迫りくる長門の攻撃を橘京子のハンドルさばきと車の屋根の上に乗った九曜が迎撃をしながらのカーチェイスを夜になっても繰り広げるさなか、俺が急に意識を失くしたと同時に、古泉がハルヒの閉鎖空間発生を察知して、その場所に向かい、佐々木が自分の内面世界と連結して、橘京子が全員をその世界に招いたとのこと。 その間、藤原は未来へ行って、朝比奈さん(大)の存在を話し、朝比奈さん(小)のTPDD無断使用の処罰を取り消したそうだ。この辺りは過去の改変を嫌う未来人らしいとでも言えばいいのか。 まあそうだよな。 朝比奈さん(大)は朝比奈さん(小)の延長線上にいるわけで、朝比奈さん(小)がいなくなれば朝比奈さん(大)も当然いないことになる。となれば、四年前の七夕は言うまでもなく、今年の二月や去年の十二月以前に、あの去年の五月(つっても今いるここはその五月でもあるらしいのだが)の危機で俺は朝比奈さん(大)から白雪姫のヒントをもらえていないことになり、その時点で世界が終っていた可能性さえあるんだ。だとすれば未来人は何が何でもそれを回避せざる得なくなる。長門のsleeping beautyの脱出ヒントだけで俺がきちんと行動できたかどうかは何とも言えんしな。 んで、その後、復活した朝比奈さん(小)を連れて再びこの時代に時間遡航。外で待っていた橘京子と供に閉鎖空間へと入り込んだらしい。 そして九曜が今、何も手出しできないのは、ここにいる九曜が意識体のみで、本体は閉鎖空間の外で、意識を失ったままの俺を世界改変を断行した方の長門から守るために奮闘しているからなのと、この意識体がハルヒと佐々木の閉鎖空間を連結させているからなんだとよ。。 おっと、これも言っておかなければいけないが周防九曜が今回、俺たちを守ろうとしたのは、(あるかないかは別にして)佐々木との友情とか言うより、天蓋領域の意思が深く関わっているからである。 元の長門曰く、天蓋領域もまた、ハルヒに興味が湧いたらしくハルヒを観察していたのだが、天蓋領域が望むのはハルヒの力の奔流であり、長門が改変させた世界ではハルヒも力を失うことから、それが見れなくなることは是が非でも避けたいとのことで今回、周防九曜に世界改変阻止を通達したとのこと、だそうだ。 何つうか……これが本当だとすればとんでもない話だよな。 というか、小学生時代の俺が望んだ展開そのままじゃないか。中学を卒業するころにはもうこう言う夢を見ることからも卒業していたつもりだったんだが…… なるほどそうか。さっき橘京子がびっくりした顔をしたのはそういうわけだったのか。 ったく、ややこしい。 俺は渋面を露骨に表情に出していたが、次の佐々木のセリフを聞いた途端、そんな気持ちは吹っ飛んだ。 「――ここまでは未来から見ても正常な歴史なんだよキョン。しかしだね、今、僕たちが遭遇しているこの出来事は未来への分岐点となる」 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 「キミは不思議に思わなかったのかい? 未来人である朝比奈さんが元の記憶のままでいたことを」 そりゃまあ思ったさ。長門が世界改変をしたってことは未来が変わったって話になるからな。 なのに朝比奈さんは元のままだった…… てことは長門の世界改変は規定事項ってことか!? 「そうさ。しかしここからが違う。 一つは僕たちが長門さんに全滅させられれば、長門さんは世界改変を完了し、文字通り未来が変わる。 一つは僕たちが長門さんをなんとかすれば世界は元に戻り、僕たちには知る由もないが予定されていた僕たちの未来となる。 もっとも長門さんを元に戻す方法が今現在皆無に等しい。ましてや先ほど九曜さんは長門さんのエラー部分を切り離してと言っていたが、元の長門さんがエラーなのか今の長門さんがエラーなのかは正直判断できない。 さて、キミならどっちを選ぶ?」 いたずらっぽい笑顔も、あのなんとなく含み笑いでしてやったりに近い佐々木特有のくつくつ笑いも浮かべることなく真剣な表情で俺に聞いてくる佐々木。 ……究極の選択にもほどがあるってやつだなこれは…… そのまま受け取るなら、場合によっては俺たちの未来には長門はいないってことになるし、長門の未来には俺たちがいないってことになる。 正直言ってどちらも選びたくないぞ、これは。 わたしの中に何とも説明しがたいプログラムが増えてくる…… 「ぐはっ!」 目の前の相手――ESP所持有機生命体の息を吐く音が聞こえる。 わたしの一撃を受けたから…… なのに…… わたしの方が胸を締め付けられるような感覚に襲われる…… なぜ……? 彼はわたしに敵わないことが解っている…… それなのになぜ……あなたはわたしに憎悪の感情を抱かない…… わたしを見つめるその視線がわたしの内にエラーを発生させる……蓄積させる…… 眼下の異時間有機生命体もそう…… 彼女も真剣なまなざしは向けてくるが、しかしその瞳に敵意はない…… どうして……? 彼女の装着している色彩付きコンタクトレンズには、高い指向性を持つ不可視帯域のコヒーレント光と超振動砲の力がある…… しかし彼女にはそれを攻撃的思考を.もって使用する意思はない…… あくまで迎撃のみ…….わたしの粒子砲を消滅させるためのみにしか使用する意思はない…… わたしにはそれが解る…… どうして……? 二人は抹消させなければならない相手……わたしの邪魔をする存在…… 二人だけじゃない…… 彼女の後ろにいる天蓋領域の意識体も含めた六人もそう…… それなのに…… わたしのエラー蓄積と供にその思考が薄れてゆく…… なぜ……? 「さて、キョン。キミは今、自分がどういう立場に置かれているのか分かっているかい?」 佐々木? 「まさかとは思うが、キミはこのまま傍観者という観客のつもりでこの場にいるのではないだろうね?」 どういう意味だ? 確かに俺には不思議な力は何もない。古泉のように長門を力ずくで抑えることもできなければ、朝比奈さんのように超科学の兵器も持たないさ。 だがな。俺だって長門を止めたいという気持ちは持っている。 ただ、それをどうすればいいのか今はまだ、分からないだけだ。 「それを聞いて安心したよ」 ん? 珍しいな。 こいつの屈託のない笑顔を見たのは初めてのような気がするぞ。いつもは悪気はないのだろうがどこか含み笑いに近いものがある笑顔だってのに。 「そうさ。今、この場にいる以上、キミにも当然、役目がある。涼宮さんと僕が互いの内面世界を創り出し連結させたように、九曜さんと橘さんがここまで僕たちを連れてきてくれたように、藤原くんが朝比奈さんを復活させたように、古泉くんと朝比奈さんが戦っているように、それぞれが自分の役割を無意識にしろ、理解していたがためにその役目を最大限に生かし、僕たち全員が今、ここにいる。 だからキミにも役目がある。 特殊な力があるなしじゃない。いや役目に特殊な力は関係ない。キミにしかできないことが何かある。それをキミが見つけ出すんだ。 それがおそらくはここにいる全員を助けることに繋がることだろう。もっとも残念ながら僕にはそれが何なのかは分らないんだがね」 「俺の役割……俺のすべきこと……」 佐々木の説明を聞いて俺もまた深刻な表情をした。 長門を止めるにはどうすればいいか。 ひとつは長門を抹消する。 ひとつは長門を前の長門に戻す。 俺の望みは当然後者だ。むろん俺だけじゃなく、橘京子と藤原と周防九曜は知らんが、後のみんなは俺と同じ気持ちだ。 「なあハルヒ……お前は俺に何ができると思う……?」 視線を上空に据えたまま、俺はなんとなくハルヒにそう聞いてみた。 「真面目な話をするなら何もできないでしょうね。あ、言っておくけど、これは能動的手段って意味よ」 だろうな。 長門の力は強大だ。長門から見れば俺なんかミジンコ並みの力しかないわけで、気づかれない内に倒されてしまうってのがオチだ。 「あとはそうね。説得ができるかどうか、ってところかしら。でも、前にあたしがうまくいかなかったことがあんたにうまくできるとは思えないけどね」 一言余計だ。 が、残念ながら今のハルヒの言葉は的を射ている。 俺でなくても大丈夫そうな気はするが、俺ができることと言えば言葉を長門に届けることだけだ。 では、何と言えば長門の耳にそれが届くかだ。 今の長門は俺の知っている長門じゃない。 ハルヒは長門も苦しんでいるとは言っていたが、いや、実際に俺の目にもそう映るのだが、だからと言って普段の長門じゃないことだけは明白なんだ。 そして佐々木の言葉も間違いじゃない。 今の長門が本当なのか、それともいつもの長門が本当なのかの区別が俺にも付かないんだ。 どうする? ……いや待てよ……? 俺の脳裏に一つの考えが浮かぶ。 もう向かってきてほしくない…… わたしは目の前の……古泉一樹に切にそう願う。 向かってくればわたしはまた貴方を…… 理解不能…… 思考ではわたしはこれ以上の戦いを望んでいない……でも……身体機能は防衛本能が失われていない…… ターミネートモードが……解除できない…… しかし古泉一樹はわたしの期待を裏切る……再び……わたしへと向かってくる…… 「うぐっ!」 ターミネートモードは解除されない。 できることと言えば、攻撃意志を抑えることのみ…… どうすればいい? どうしたらいい? 「長門!」 そんな意味不明のバグエラーが積み重なるわたしの聴覚がとある声を捉えた。 俺は精一杯の声を張り上げた。 俺の声が長門に届いているかどうかはなんとも言えん。なぜなら長門がこちらに視線を移さないからだ。 その視線の先に居るのは今、常に自分に向かってくる相手、古泉がいる。 おそらく隙を見せたくないのだろう。しかし構わん! 「長門! お前も役割と快楽の両方を楽しめばいいんだよ!」 今一度、俺は大声を張り上げる。 そうさ。もうどこにも隠す必要なんざない。 ハルヒは俺たちの正体を知ってしまったんだ。なら、真実を告げても問題にならん。 「古泉や朝比奈さんが自分の役割を果たしながら、SOS団の活動を楽しんでいるように! お前もハルヒを注視しつつ、普段を楽しんで構わないんだ!」 当然だ。 役目があるからと言って、物事を楽しんじゃいけない、なんて法律なんざないんだ。 ハルヒの力の所為かどうかは知らんが今の長門は、自分のことを『対有機生命体コンタクト用インターフェース』、つまりはアンドロイドだと思っているんだ。 てことは今、自分が感じている気持ちが自分に組み込まれたプログラムに無いと思っているからこそ、その葛藤がエラーとなったと思いこんでいるんだ。 だからこそ、自我を持つことと任務への責務のどちらが正しいのかが解らなくなって、前の時みたいに何もかも、自分さえも壊してしまおうと考えてしまったのかもしれん。 なら、答えは簡単だ。 両方とも楽しめばいいんだ。そうすれば、長門は長門でいられるはずだ! 「だから――だから普段の長門に戻ってくれ! 今の俺の言葉が届くならお前はもう悩む必要はないはずだ!」 俺の嘆願に等しい咆哮に、明らかに長門の様子が変化した。 その場にまるで立ち尽くすかのように静止する。 が、タイミングが悪かったようだ。 「な、長門さん!」 突っ込んできた古泉のタックルをもろに受けてしまったのである。 吹っ飛ばされた先に待つのは―― 「今!」 佐々木が声を上げた。 そう――ハルヒと佐々木の閉鎖空間の境界線―― って、待て佐々木! 今、長門は元に戻りかけたはずだ! 「そうさ。だからチャンスじゃないか」 んな!? 「今なら長門さんは自分のエラー部分を切り離せるはずだ。そしてそれが我々の一番望んだことだろ?」 佐々木のいつものどこか含み笑いっぽい笑顔が遠くなる。 「じゃあキョン、僕たちは先に元の世界で待っているよ。もちろん、長門さんも一緒にだ」 佐々木が足で引いたラインに沿って、まるで大地が割れたように俺たちは互いに遠くなっていく。割れた大地の底は漆黒の闇が永遠に続くのみ。 「またね」 今度は打って変わって、まるで一年五組初代クラス委員長のような笑顔を見せる佐々木がさらに遠くなり、やがて完全に見えなくなる。その後ろには橘京子、藤原、周防九曜もいる。三者三様に佐々木とはまた違った表情を浮かべて―― 彼はわたしの知りたい答えを言ってくれた…… それがキーワードとなり、わたしからターミネートモードが解除された…… これが古泉一樹の攻撃を受けてしまった理由…… わたしは今、次元断層の狭間の真下に居る…… 上空には行ってしまえばもう二度と戻ることのできない狭間の吸引力がわたしをトラストする…… 確かに彼が佐々木と呼んでいた彼女の言葉通り、今ならばわたしは今のわたしが思う異常をきたしたプログラムを切り離しあの向こうへと追いやれることだろう…… しかしわたしは許されない……わたし自身がわたしを許せない…… 涼宮ハルヒを悲しませ、古泉一樹を傷つけ、朝比奈みくるを嘆かせて、そして彼に心配をかけて…… ……? なぜこんなことをわたしは思う……? わたしは自律意志で世界を改変したのではなかったか……? しかしもうそんなことはどうでもよくなっている…… ならば……わたしが取るべき道は一つ…… 上空で、長門が俺たちに視線を向けたと思ったら、 って、なんだと!? んな馬鹿な!? 「み、みくるビーム!」 慌てて朝比奈さんが左目から再び怪光線を放つ! もちろん、俺だってまさか長門がまた、光の粒子を俺たちに向かって放つなんて少しも思わなかったんだ。 だから朝比奈さんが慌てて撃っても仕方がないってもんだ。 俺たちから見た長門はいつもの長門に戻ったように見えたんだ! じゃなけりゃ長門が古泉の攻撃を受けるはずがない! じゃあ何か? まさか、異常動作をしていたと思っていあの長門が本来の長門なのか!? が! 「なっ!?」「うそ!?」「えっ!?」 俺と朝比奈さんとハルヒの驚嘆の声が漏れる! そりゃそうだ。 朝比奈さんのレーザーが長門の光の粒子を打ち砕いたんだ! そんなはずはない! しかもその勢いは衰えないままなんだぜ!? 「そんな! あたしのレーザーと長門さんの粒子砲の威力は同じはずなのに!? なんで!?」 朝比奈さんが泣きそうな声で絶叫を上げるがもう遅い! その先には当然、長門がいる! 「長門、避けろ!」「有希、逃げて!」 悲痛の叫びで声を上げる俺とハルヒ! もちろん俺たちだって焦ったさ! だから、とっさに出る言葉は当然長門を守るための言葉に決まっている! なんたって俺には超能力なんてものはない! テレポテーションなんて不可能だ! 避けることを推奨するしかできない! 「長門さん!」 古泉が長門へと手を伸ばす! しかし―― !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 俺は、いや俺だけじゃない! ハルヒも朝比奈さんもそして、古泉も驚嘆に目を見張ったんだ! なぜなら―― 鈍く濁った、それでいて重い震動が周囲を震わせて。 この場が白黒反転する衝撃に支配され、俺たちの全てが止まる。ただ一点だけを凝視して。 そう――長門がすべてを受け入れるような、どこか悟りきったような表情で瞳を伏せ、朝比奈さんの放ったレーザーに自身の眉間を貫かせたから…… YUKI burst error ⅩⅡ
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YUKI burst error Ⅵ みくるちゃんが消失して、どれだけの時間、四つん這いに塞ぎ込んでいたかは分からない。 でも、今のあたしに立ち上がる気力なんてある訳ないじゃない……キョンも有希も古泉くんもみくるちゃんもあたしの傍から消えちゃったんだし…… ――何這いつくばってんだ? え――! 突然、あたしの頭の中に響いた声に愕然として、 ――そうです。涼宮さんにそんな姿は似合いませんよ―― キョン? 古泉くん? ――あたしもそう思います。みんなが望んでる涼宮さんはそんな涼宮さんじゃありません―― みくるちゃん? あたしはハッと、四つん這いのまま顔だけを前へと向けた。 気がつけば周囲の風景が真っ暗闇に包まれている。 でも、視線の先には光が差しこんで、あたしを照らしてくれていた。 その光の中に浮かぶ三つの影。 ひとつはラフに着こなしたブレザー姿の男が手をポケットに突っ込んで、何か面白いものを見るような、それでいて茶目っ気な笑顔を浮かべている。 ひとつは同じブレザーをきっちり着こなして穏やかな笑みを浮かべている。 ひとつはおしとやかに佇んでいて、あたしを、もしあたしが男であったなら腰が砕けそうな笑顔で見つめている。 ――ここには世界を元に戻すためのプログラムが存在する。それはこの時間の俺が知っている―― キョン…… ――僕はそれを涼宮さんに伝えることができました。この十二月二十日のことを―― 古泉くん…… ――あたしが涼宮さんをこの時間に連れてきたのは涼宮さんにみんなを取り戻してもらいたいからです―― みくるちゃん…… 今、あたしが見ているものは幻影? 今、あたしに聞こえている声は幻聴? ううん……そんなのどうだっていい…… 確かなのはみんながあたしを励ましてくれているってこと…… ――立てよハルヒ。俺は去年、みんなを失ったこの状況から脱することができたんだ。俺ができたことをお前ができないはずないだろ―― 表情はよく見えない。 でもキョンが片膝付いてしゃがみこみ、あたしに手を伸ばしていることは理解できる。 その後ろでは古泉くんとみくるちゃんが笑顔を向けてくれている。 そうよね……みんなを取り戻すためにあたしはここに来たんだから…… あたしは、あえてキョンが差しだした手を取らずに立ち上がる。 たぶん……ううん、キョンは絶対にあたしがキョンの手を取って立ち上がるなんて姿を見たいとは思わないはず。 ――それでこそハルヒだ―― やっぱりね。 目の前の幻影はどこかとびっきりの笑顔をあたしに向けた気がして、 ――!! 暗闇に見えた一筋の光が輝きを増して、あたしは不意に腕で目を覆う。 そっと腕を降ろしてみれば、そこはもう暗闇じゃない、町中の風景が広がっていた。 もしかしたら今見た影と聴いた声はあたしの脳内が勝手に見せた幻なのかもしれない。 あたしがあたしを奮い立たせるために、あたしの心が形を変えて見せてくれたものなのかもしれない。 でも嬉しかった。 そうよ。あたしがここに来たのはみんなを取り戻すため―― 今一度、決意を固めるには充分の白昼夢。 キョン、古泉くん、みくるちゃん、有希……あたしが必ず取り戻してみせる…… そう決めたからにはもう泣いてなんていられないわ。 それに今の別れなんて一瞬よ。今生の別れなんかじゃない。またすぐ逢えるんだから。 ぐいっと袖で涙をぬぐい前を見据えた。 あたしはSOS団団長・涼宮ハルヒ! あたしに泣き顔なんて似合わない! あたしはあたしの決めた道しか進むつもりはないんだから! あの有希が未来の規定事項? 冗談じゃない! だったら、そんな腐った未来、あたしが変えてみせるわ! 上空をキッと睨み、あたしは心の中でそう叫んでいた。 ……って、あれ? あたしのシリアスな雰囲気もどこへやら。 あたしはとある人影に気がついた。 なにやら不審者よろしくキョロキョロそわそわしながら光陽園学院の校門を遠巻きに眺めている後姿がそこにあったのだ。 どうやら向こうはあたしよりも学校の方が気になるみたい。 けど、あたしは思わず抱きつきたくなった衝動を抑えるのに必死だった。 そして今、あたしは去年の十二月二十日に来たことを実感できた。 じゃないとここにこいつがいるはずないし…… あたしが見間違えるはずがないその姿。 キョン…… 心の内にその思いを秘めることができたのはひとえにみくるちゃんの言葉が蘇ったから。 ――正常な記憶があるキョンくんだけには見られないでください―― みくるちゃんの言葉を無碍にするなんて許されない…… あたしはそそくさと物陰に自然を装って隠れることにした。 そうやってしばらくキョンを観察していたんだけど―― う~~~イライラする……全然動きがないじゃない。 あたしがこう思うのも無理ないってもんよ! だって、一時間以上よ一時間以上! キョンにも学校にも何の動きもないまま過ごした時間は! って、あ。 どうやらやっと授業、終わりのようね。あたしに植え付けられていた嘘っぱちの記憶が聞き慣れたことにさせられていたチャイムの音が鳴り学校の校門が開いたわ。 わらわらと学院の生徒たちが郊外へと出てきてるし。 を? あたしは思わず手をかざして校門の外に出てきた一人の女生徒を注視した。 う、ううん……どう見てもアレ、あたしよね…… 何と言うか……すっごい仏頂面。あれじゃ周りが近寄りがたくなっちゃうんじゃないかな? 思わず苦笑を浮かべる。 あっそっか。 でもなんとなく理解できないこともないわね。そう言えば、あたしが笑えるようになったのはSOS団を設立してからだったかもしれないし、たぶんこっちのあたしはSOS団を設立しなかったんでしょ。じゃないとあんな不機嫌なままでいる訳ない。 と言うか、光陽園学院に来てしまったらキョンに会えない訳で、キョンに会わなかったあたしがSOS団を設立するきっかけも掴める訳ないもんね。 ……なんかみんなのこと思い出してちょっと辛くなっちゃったな…… などとしんみりし始めたあたしの耳に届く言い争う二つの声。 ん? ふと現実に戻ってそちらを見つめてみれば『あたし』とキョンが何か言い合っている。 どれどれ。 あたしはもうちょっと近付いて校門近くの茂みに身をひそめ二人の会話を聞いてみた。 …… …… …… あーこれはまったくかみ合ってないわね。 キョンの言うこと、あっちの『あたし』には理解不能みたい。 って、何であの『あたし』は理解できないのかしら!? キョンが正しいのよ! それはあたしが保証してあげるわ! うう……だんだんイライラしてきた…… なんで、あの『あたし』は聞く耳持たないのかしら!? さらにしばしの間、キョンと『あたし』の小競り合いは続くんだけど…… ぷっつん! あ! あっちの『あたし』! 今、キョンに蹴りを入れたわね! もう! 気づきなさいよそっちの『あたし』! 今、この状況がおかしいに決まってるじゃない! ったく、キョンに任せていたら拉致があかないわね。こうなったらあたしがそいつをとっちめてやる。 幸いにして、キョンも『あたし』も古泉くんもあたしに気づいていない。一発、そこの仏頂面女の後頭部にくれてやって即座に隠れてしまえばいいはずよ。 んじゃまあ―― 腕まくりをして飛び出そうかとしたところ、キョンが『あたし』に何やら切羽詰まった表情で、 「一つだけ教えてくれ」 そう切り出した。 もういいじゃない! んな分からず屋、ガツンと一発ぶん殴ってやんなきゃ分かんないわよ! が、なんとなく古泉くんが振り向きそうな雰囲気を見せたんであたしはもう一度茂みに隠れる。 もしかしたら古泉くんの向けた視線にキョンが振り向くかもしれなかったから。 くっそぉ……キョンに姿を見せないってのもなかなか大変ね…… ちなみにあたしは警備員に不審者扱いされることはなかった。 ふっふぅん♪ どうしてかって言うとね。 何か警備員のあたしを見る目って微笑ましいのよ。 たぶん、この学校に在籍している『意中の誰かを待っているいじらしい女の子』に見えているのよね。 おかげで会話が聞こえるくらいキョンたちに近づけたわけだけど。 とりあえず次の隙をうかがいながらキョンと『あたし』の会話に聞き耳を立ててみましょうか。 「三年前の七夕を覚えているか?」 ……? 「あの日、お前は中学校に忍び込んで校庭に白線で絵を描いたよな?」 「それが?」 怒った顔で振り向く『あたし』。ま、気持ちは分かるわ。だって、アレは有名な話だもん。確か新聞に載ったし、あのあといろんな人から散々説教されたしね。それを思い出せばそんな顔にもなるでしょうよ。 でも何でこんな話をキョンも今さら? 「そんなの、誰だって知ってるわ。だからどうだっていうのよ」 分かる分かる。 茂みの向こうであたしは腕を組み、『あたし』にふんふん頷いてやっていたりする。 が、あたしはキョンの次に発した言葉に絶句した。 「夜の学校にもぐりこんだのはお前だけじゃなかったはずだ。 ……女の子を背負った男が一緒にいて、お前はそいつと絵文字を描いた。それは彦星と織姫宛のメッセージだ。内容はたぶん『わたしはここにいる』――」 何で!? どうしてキョンがそれを知ってるの!? などと思うと同時に結構鈍い軽やかな音が聞こえてきた。即座に物陰から見やるとそこにはちょっとふらついたキョンとキョンの胸ぐら、と言うかネクタイをつかむ『あたし』がいた。 どういう訳かあたしの心臓の音が耳障りなくらい早く、そして大きくなっていく。 『あたし』が半ギレのまま、しかしどこか戸惑ったように、 「どうして知ってんのよ? 誰から聞いたの? いいえ、あたし誰にも言ってない。あのときの……」 一拍置いてから、『あたし』がキョンをさっきまでの不審者視線から信じられないものを見るような視線にシフトチェンジして続けた。 「北高……まさか……あんた、名前は?」 「ジョン・スミス」 ――!! 「……ジョン・スミス?」 向こうの『あたし』がどんな表情をしてんのかを見ることはできなかった。 「あんたが? あのジョンだって言うの? 東中で……あれを手伝ってくれた……変な高校生……」 でも分かる。たぶん、今のあたしと同じ表情してるはず。よろめくほど茫然自失したはず…… ……キョンがジョン……嘘でしょ……どういうこと…… あたしの頭の中はそれだけに占められてしまっていた。 ふと気がつけば、あたしはふらふらと北高に向かっていたらしい。習慣と言うものかな? 気がつけば、いつもうんざりしてしまう勾配が急な上り坂が見えていた。 「あれ? お前ひょっとして涼宮か?」 ぎくっ! その一言がようやくあたしを現実に戻してくれたらしい。 声の主は、 谷口――! 危うく声をあげそうになった。 「でも変だよな。涼宮だったら光陽園学院に行ったはずだし、もっと髪が長かったよな」 ……何であたしの進学先と髪型まで覚えてんのよ……やっぱ、こいつストーカー? ま、おかげであっという間に焦った頭が冷えたけどね。 「人違いよ」 それだけ言ってあたしは坂を登り始めた。後ろで谷口がどんな顔をしてたかは知らないけどどうでもいいわ。 さして用事があるわけでもなく、しかしそれでも習慣というものは不思議なもので、あたしは気がついたらSOS団の本拠地に着いていた。とりあえず人に見られるのは避けたいのでドアは閉めて念の為鍵もかける。 ええっと……何やら随分殺風景なレイアウトね…… 本棚にびっしり詰まった本と部屋の中央にある会議用テーブルはそのままで、隅っこの方には古ぼけたワープロと印刷機。 あれ? みくるちゃんの衣装とか古泉くんの持ってきたボードゲームとかキョンが運んでくれた電気ストーブとか有希のおかげで心底使いやすくなったパソコンは……? あっそうか。 今のこの時間のこの世界はあたしたちの世界と違っていたんだっけ。 それにしても本とパソコン以外何もない部屋ね。これじゃパソコン以外はあたしが初めてここに来た時の風景と何も変わんないじゃない。おまけにあのパソコン、随分古そうなんだけど……てか、ハードディスクに貼ってあるシール通りならWindows95って。古いにも程があるわ。 がちゃ…… え? がちゃがちゃ…… 嘘!? 誰か来たの!? まさかこの世界、新しい文芸部員が入ったのかしら!? とりあえずあたしはきょろきょろして、どこか隠れられそうな場所を探す。 見つけた! 駆け込んだ場所は掃除用具入れロッカー。 多少狭いけど贅沢言っていらんない。 できるだけ音を立てずに閉めて―― かちゃん 偶然の神様に感謝。鍵が開けられる音とあたしがロッカーの扉を閉め切った音はまったく同時だった。 ふぅ…… ため息一つ吐くと同時に、部屋に入ってくる人影が一つ。 「あれ……? 誰もいない……どうして鍵が……?」 ――!! ロッカーのスリット隙間から中を見てあたしは仰天した。 「変……でもいい……」 あたしが見紛うはずがない。 ショートボブヘアーでカーディガンが目印の、どういう訳か眼鏡をかけている有希がそこにいた。 もちろん飛び出すのは早計よ。 みくるちゃんはこの有希はただの人間で、あの異常を来たした有希と同期できないと言ってたけど油断は禁物なんだから。 だって……みんなを取り戻すのは、もうあたしにしかできないんだし…… 部屋の真ん中でギシって音が聞こえてきた。たぶん、有希が座ったんだと思う。 と、同時に響く紙と紙が摺り合っている音。すなわち、本をめくるページの音。 どうやらこっちの有希も読書好きのようね。 でも、珍しく、あたしの知っている有希と違うって意味なんだけど、座った場所は窓際じゃなくて本棚の前っぽい。 ううん……何があったかな……? 「また来てくれるかな……あの人……」 なんだか恥じらった笑顔の声っぽい呟きが聞こえたわね。 誰かを待ち遠しそうにしてるみたいだけど……いったい誰のことかしら……? と言うか、ここの有希ってひょっとして内気だけどある程度感情表現豊かなのかな。 もっとも、この有希が誰を待っていたかは一時間も経たない内に判明した。 「よう、長門」 「あ……」 気さくな挨拶の声に有希がどこか安堵に近い声で反応してる。 そっか……キョンを待ってたんだ…… あたしの胸の内に例えようのないモヤモヤが生まれた。 確か、あたしと古泉くんはこの世界でも光陽園学院の生徒にさせられていた。そしてたぶん、あたしと出会わなかったみくるちゃんは書道部のままのはず。 キョンだけが正常な記憶を持っているってことはキョン以外、この文芸部室に来ることがないってこと。 そして有希は元は文芸部員。最初からこの部室にいたのは有希だけ。 この世界の有希はひょっとしてキョンを望んだの……? そう考えるとどうにも胸が苦しくなる。 何? 何なの? このやるせない気持ちは…… などと考え込んでいるあたしにどこか追い討ちをかけるようにあたしの心を重く沈ませる事態がこの文芸部室に巻き起こる.。 「え」 有希の疑問の声が聞こえたと思ったら、誰かが入ってきた気配がして、中を見てみると何故かジャージ姿でポニーテールの『あたし』がロッカーの前で立ち止まり、 「……え」 よく見れば、その『あたし』がみくるちゃんを抱えてて、 「…………」 なんか有希が目を丸くして絶句したんじゃないかと思う沈黙を感じたと思ったら体操服姿の古泉くんまで入ってきた。 ……半袖短パンなわけはこの際、考えないようにしましょう。見てるだけでこっちが寒くなっちゃうし。 「こんにちは」 『あたし』の明るい挨拶が聞こえて来て。 とと、ん? そそくさと『あたし』が文芸部室のドアへと進み、ガチャリという音が聞こえてきた。 鍵閉めたの? まさか、あたしがここにいることに気づかれた!? という怖れはどうやら杞憂だったみたい。 と言うか、このやり取りが聞こえてくれば『あたし』が鍵をかけた理由はあたし自身が一番よく知ってるし。 「なんなんですかー?」 みくるちゃんの半泣き抗議が聞こえてきたもん。 「ここ、どこですか、何であたし連れてこられたんですか? 何で、かか鍵を閉めるんですか? いったい何を、」 「黙りなさい」 クス、懐かしいわね、このやり取り。思えばこの頃からあたしは毎日を面白く感じられるようになったのかも。 あたしがノスタルジックな気分に浸っていると、 「そっちの眼鏡っ娘が長門さん? よろしく! あたし涼宮ハルヒ! こっちの体操服が古泉くんで、この胸だけデカい小さい娘が朝比奈さん。で、そいつは知ってるわよね? ジョン・スミスよ」 「ジョン・スミス……?」 有希の戸惑う声が聞こえてきたし。 やっぱりキョンがジョン・スミス……だって『あたし』が言うんだから間違いない…… それにしてもなんかやだ…… だって、この薄いスチールの扉を隔てて今のあたしが一番願ってやまない光景がそこにあるんだから。 あたしが居て、キョンがいて、有希もみくるちゃんも古泉くんもいるSOS団…… そっちの『あたし』が羨ましい…… 向こうでは『あたし』が何やら提案してるけど今のあたしの耳にはちょっと辛い。 『あたし』が言ってることってSOS団の活動そのものなんだもん。 ロッカーの中であたしは伏せ目に視線を落とし、自嘲の笑みを浮かべている。 ともすれば涙がこぼれ落ちそうになって―― ピポ ん? 何の音? あたしの哀愁感も一瞬でどこへやら。その電子音は再び、あたしに中の様子を注視させてくれた。 理由は分かんないけどね。 「どいてくれ」 反応したのはキョン。その声には待ち望んでいた何かを得たような、それでいて切羽詰まった感が如実に表れていた。 YUKI burst errorⅦ
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GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE ULTRA ROCK BEAT Be Rock U(1998 burst style) NAOKI 150 691 n%(yyyy/mm/dd) 攻略・コメント 名前 コメント
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Plague Burster 種族:Bloodthirsty パック:Awakening レア度:Rare 待機:4 攻撃:2 体力:9 能力:Poison 2 on AttackedEnfeeble All 1Burst 3 Awakeningパックから獲得可能。 Transudeを強化したようなアサルト。 Protectを唯一貫通するPoisonを攻撃を受けるたびに与える「強化Counter」に体力9を持ち、 ひとたび動き出せば、Enfeeble All 1を放つ極悪アサルト。 Poisonは相手ターン開始時なのでポイズンを付けていてもBurstは発動しやすく、 そして司令官や建物が動き出す前にPoisonのダメージがあるので Cleanse持ちが居ても一度はPoisonダメージを与える事が出来る。 以上全て働いた時の期待値は攻撃2+Poison2+Enfeeble1+Burst3と8ダメージ。
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PKシステムのない、ほのぼのとしていた『R:1』後期を懐かしむ。 PK救出時、もうやめようかな…というくらい悩んでいる模様。 遭遇場所 悠久の古都 マク・アヌ 寺院ダンジョン トレード 癒しの水 平癒の水 ミドロ虫のべん毛 呪判・害毒の退散 呪杖・白燕 「せめてPK禁止サーバーを作ってほしいよねぇ……。」
https://w.atwiki.jp/gu_backup/pages/89.html
PKシステムのない、ほのぼのとしていた『R:1』後期を懐かしむ。 PK救出時、もうやめようかな…というくらい悩んでいる模様。 遭遇場所 悠久の古都 マク・アヌ 寺院ダンジョン トレード 癒しの水 平癒の水 ミドロ虫のべん毛 呪判・害毒の退散 呪杖・白燕 「せめてPK禁止サーバーを作ってほしいよねぇ……。」
https://w.atwiki.jp/hack_gu/pages/9.html
遭遇場所 悠久の古都 マク・アヌ 寺院ダンジョン トレード 癒しの水 平癒の水 ミドロ虫のべん毛 呪判・害毒の退散 呪杖・白燕 「せめてPK禁止サーバーを作ってほしいよねぇ……。」
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ケルのビットがフルバーストで撃たないとか言う情報を得たんだけどマジ? - 名無しさん (2018-10-28 02 01 36) アービターブレイカーの威力はMG☆よりもHG☆の近接武器を装備したほうが強い - 名無しさん 2017-07-28 12 35 00 アービターブレイカーはパーツアウト中の敵に当てるとパーツアウト確定 - 名無しさん 2017-07-27 14 05 36 真・流星胡蝶剣、解放には脚部も必要なようです。 - 名無しさん 2016-08-25 01 44 22 F91胴のヴェスバーは非対応ですか - 名無しさん 2015-10-17 11 03 08 バックパックが装備できないからね。仕方ないね - 名無しさん 2015-10-17 18 29 57 ↓見間違いだった - 名無しさん 2015-05-05 15 26 15 ユニコーンのガトリング装備時にフルオープン使うと緑のビームが出てなかったのでガトリング対応してるか怪しい - 名無しさん 2015-05-05 15 08 20 バズーカはフルオープンでは発射されないんですかね? - 名無しさん 2015-05-05 03 05 17 トランザムbはクアンタムbの完全な下位互換ではないようです。トランザムbヒット時は相手を一定時間(何秒かは調べてないです)ショック状態にさせるようです - 名無しさん 2015-03-29 18 36 48 フルバーストの威力って誰か検証してる?なんか妙に弱く感じるんだけど - 名無しさん 2015-03-12 15 46 20 フルバーストは対応パーツ多くしても威力は上がらなくて、射撃武器のビームだけ当てるのが一番威力が高いってどっかで見たことある。 - 名無しさん 2015-03-12 16 39 46 回復系バースト使用時、シールドを除くオプション装備のゲージも回復するのを確認。 - 名無しさん 2015-03-09 16 13 40 メモ欄のフルバースト対応パーツのペイルライダー腕、ベアッガイIII腕、Sガンダム脚を実際に試してみましたが、フルバースト時にビーム出していなさそうでした。 - 名無しさん 2015-03-01 10 50 51 とりあえず、消しておきますねー。 - 名無しさん 2015-03-02 20 16 17 自分もフルオープンをわかる範囲で記入しました。数が多かったんでパーツ名の「ガンダム」の所を省略したり、頭部を「頭部バルカン付き頭部」としてまとめてしまいましたけどちゃんと全部書いた方がいいですかね? - 名無しさん 2015-02-28 23 06 08 いや、いいんじゃないかな さすがにバルカン付き頭部全部書いてたらキリがないし - 名無しさん 2015-02-28 23 15 46 ですよね。ちなみにバルカン付き頭部は69種類もあるみたいですね・・・ - 名無しさん 2015-02-28 23 31 51 フルバーストわかるだけ記入しました。 順番は作品順のほうが良いです? - 名無しさん 2015-02-28 19 48 18 フルオープンアタックも同様のまとめ方では、縦に伸びそうだったので変更。順番は、ゲーム内のID順ソートにしておきました。 - 名無しさん 2015-02-28 20 25 49 ありがとうございます。フルオープンは大変そうだ… - 名無しさん 2015-02-28 20 28 39 フルオープンアタック メモ欄設置。パーツ名書いてメモ更新で、情報残せます。 - 名無しさん 2015-02-22 03 40 05 メモ更新押すと、BURST ACTIONのページ自体が更新されるんで、安易に押さないでね。 - 名無しさん 2015-02-22 13 11 47 そういえばフルバーストってヤクト・ドーガのファンネルも反応した気がする - 名無しさん 2015-02-19 16 38 04 反応しますな。 インコムまで反応するかは不明。 - 名無しさん 2015-02-21 16 31 53 インコム対応してるようです - ○○ 2017-10-11 10 53 48 点のあとに改行とか意味不明な位置での改行が目立ったので不必要そうなのは消しました - 名無しさん 2015-02-05 22 05 14 改行を外すのではなく、1行に収める修正をしてね。改行を外したj結果、2行目が1文字で終わるとかのほうが見にくいので。 - 名無しさん 2015-02-06 17 34 58 改行外した時点でそのようなものは見当たりませんでしたが、個人によって違うのかもしれませんね - 名無しさん 2015-02-06 19 55 00 後述点に目がいってるようだけど、重要なのは前述点ね。書きたいことが多いのはいいんだけど、冗長した説明が多いから、長くなって体裁も崩れるんよ。1行でバシッと説明できれば、改行なんていらないし。 - 名無しさん 2015-02-06 20 06 52 ブラウザの幅やらで変わりますし、他ページ見ても読点での改行は無かったのであわせましたが、そういう事ならそれで - 続き 2015-02-06 20 05 56 汎用 EX-ACTIONのミラージュショット以降みたいに綺麗にできれば、一番良いんだけどね。 - 名無しさん 2015-02-06 20 12 50 ライザーソードってクアンタボディとダブルオーバックパックにアビリティあるけど効果は重複するのかな?高いほう優先とか? - 名無しさん 2015-02-05 02 48 35 自分で検証できることは検証してなー。ver.★と、ver.★で重複はなし。差がある場合は検証できる人頼んだ。 - 名無しさん 2015-02-05 02 55 11 ver☆とver1、ver1のみで計測、前者は14000前後、後者は8500前後だったから高い方が適用と考えるのが妥当かと - 名無しさん 2015-03-04 14 11 10 フルオープン時も、マルチロックミサイルはマルチロックする為、火力が分散する旨は書いた方がいいのかな? - 名無しさん 2015-02-01 09 10 45 最大火力が欲しい人には気になる所なんじゃないかな - 名無しさん 2015-02-03 01 48 16 改めて確認したところストフリ足のレールガンが照射ビームみたいに発射されていた。シヴァではそんなことは無かったからシヴァは非対応っぽい この感じだと単発ビーム系オプションも非対応かな - ↑↑ 2015-02-01 03 45 52 フルバーストはゲーム内の武装説明に全身のビーム兵器とレールガンて書いてあるけど、変則的なレールガンのシヴァとドライセン腕とかの単発ビームが出てるか確認しづらい - 名無しさん 2015-02-01 03 26 19 一応照射系EXではビームの本数が増えてたり、盾武器は使ってなかったり、実弾系ライフルだと武器手持ちしてなかったのは確認したから単発ビームの検証を誰か頼む - ↑ 2015-02-01 03 29 00 ペイルライダー腕のビームガンは発射を確認。どこまでが対応してるかは未確認です。 - 名無しさん 2015-02-22 03 21 25 リミッター解除、時間内なら連発できるのね - 名無しさん 2015-02-01 01 22 53 真・流星胡蝶剣 の考察・使用感を追加しました。月光蝶もいいけど胡蝶もよろしく - 名無しさん 2015-01-31 22 20 04 胡蝶剣にショック効果があるのを発見したので一部加筆修正しました - 名無しさん 2015-02-04 21 51 43 必要部位と必要機体は賛成だが系統はクアンタムとリミッター解除がやや特殊だから議論があってもいいかもね - 名無しさん 2015-01-31 21 58 28 汎用/専用EXと同じ系統・名前 ・必要部位・必要機体・効果というレイアウトにできないだろうか - 名無しさん 2015-01-31 21 49 55 アービターバースト、サテライト、月光蝶、フルオープン、フルバーストに追記 - 名無しさん 2015-01-31 21 01 10 無難な内容とコメントのサテライトを記入したが邪魔なら戻してくれ - 名無しさん 2015-01-31 21 02 26 クアンタムが便利すぎる - 名無しさん 2015-01-31 20 17 43 すまん、そういうコメントはその他掲示板へ書いてくれ。現状、このページを仕上げるための、情報を集めるためのコメント欄として運用したい。 - 名無しさん 2015-01-31 20 30 25 サテライトも全パーツアウトするよ。 - 名無しさん 2015-01-31 20 11 36 これ分ける必要あったの?記述量少ないし、無駄にページを細分化しただけやん - 名無しさん 2015-01-31 19 17 22 現状、 考察・使用感 がないから記述量少なく見えるだけですよ。汎用 EX-ACTIONの考察・使用感見てみれば分かるけど、あれだけの量書いていくと、3つまとまっていた場合に編集側がミスを起こしやすくなる。 - 名無しさん 2015-01-31 20 06 30
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/5554.html
はかなきこと、セファリッドの約束のごとし。 As fleeting as a cephalid s promise. オデッセイ 【M TG Wiki】 名前